MTF

みんなは女性ホルモン何週間に何回打ちますか?

MTF

私は小さい頃から、自分の性別について違和感のようなものを抱えていました。はっきりと自覚していたわけではありませんが、5歳くらいの頃には男の体の一部が苦手だった記憶があります。子どもながらに「これは自分にはいらないものなんじゃないか」と感じていたのかもしれません。

12歳くらいになると、その気持ちはさらに強くなりました。今思えば不思議な話ですが、体の一部の周りをこすれば取れてしまうのではないかと本気で考えていたこともありました。それほどまでに、自分の体に対する違和感があったのだと思います。

中学生になると、今度は女の子たちを見て「スカートっていいな」「ずるいな」と思うようになりました。当時はその気持ちを言葉にすることもできず、ただ心の中で抱えていました。

大人になってから私は女装を始めました。そして女装の世界に触れることで、多くの人と出会いました。そこで気づいたのは、女装をする人たちはみんな同じではないということです。AGの人もいれば、ファッションとして楽しむ人もいる。そしてMTFとして生きていく前段階の人もいる。それぞれに違う理由や思いがあり、一人ひとりが違う人生を歩んでいました。

そんな中で、私は女性ホルモンを始めることを決意しました。

最初の1か月は驚きの連続でした。乳首が猛烈にかゆくなり、少しずつ膨らみ始めたのです。体が変わり始めていることを実感した瞬間でした。

半年ほど経つと、肌は以前よりずっときれいになりました。触った感触も変わり、鏡を見るのが少し楽しくなりました。しかし、すべてが順調だったわけではありません。特に髪の毛の変化は時間がかかりました。自分が納得できるようになるまで、およそ3年ほどかかったのです。

それでも続けているうちに少しずつ変化は積み重なっていきました。そして今でも私は、2週間に1回、1Aの女性ホルモン注射を続けています。

その後、胸の手術も受けました。結果として胸はEカップになり、外見も大きく変わりました。今では街中やお店などで、ごく自然に女性として接してもらえることも増えました。昔の自分からは想像できなかったことです。

振り返ると、5歳の頃の違和感から始まり、女装、女性ホルモン、そして手術へと続く長い道のりでした。決して平坦な道ではありませんでしたが、一歩ずつ進んできた結果が今の私です。

だから今日も変わらず、2週間に1回、1Aを打っています。それは単なる注射ではなく、私が私らしく生きるために続けてきた時間そのものなのです。

コメント